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最低兄貴 [昔の話]

ある日、ボクの記憶からは完全に抹消されてたエピソードを
マイブラザー・黒太郎に聞かされました。

ボクが小学生の頃、ろうメンコというのが流行りました。
一円玉大のメンコを、ろうで固めて束にして売っているモノです。
銀行の両替機から出て来る、硬貨の束をイメージしてもらえると良いですね。

それをひとつずつはがして遊ぶんですが
普通のメンコのように手で投げるのではなく
口で「パッ!パッ!」と息で飛ばして遊ぶメンコでした。


そのろうメンコ。
ボクは遊ぶ事よりも、コレクションの方に熱中しておりました。
そしてタッパーに溢れるくらい集めた頃、ボクの中でブームが去ります。

そんな中、ボクはこのろうメンコのコレクションの事で
それはそれはひどい仕打ちを、黒太郎にするのです。

ブームが過ぎ去って、ボクがろうメンコで遊ぶ気配がないを察したのか
黒太郎がボクに、その素晴らしいコレクションをおいらにくれないかと
ボク様に懇願するではないですか。

それを聞いたボク様は、軽く鼻で笑って黒太郎にこう言います。

「おのれにやるくらいならなあ、こうしてやるわい!」

ボクは黒太郎が見ているその前で
ろうメンコのコレクションを橋の上から、全て川の中へ捨ててしまったのでした。


黒太郎に言われるまで
ボクはこのエピソードをすっかり忘れ去っていました。
まったくもってひどい兄貴です。

ただ、当時のボクを弁護させてもらうなら
黒太郎はボクが遊ばなくなってゆずったオモチャを
ことごとくムチャクチャにする、まったくもってゆずりがいのないお子ちゃまだったのです。

大事に大事にコレクションしていたミクロマンを
ゆずった途端に壊しまくられた時は、それはもう後悔したもんでした。


でもまあ…それを考慮に入れたとしても、川に捨てる事はないですよね。

取りあえず黒太郎に、この場を借りて謝りたいと思います。


「アイムソ〜リ〜!」
「ヒゲソ〜リ〜!」
「総理!総理!総理!疑惑の総合商社!」



……ごめんなさい。


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ヒーロー志願 [昔の話]

親戚の叔母ちゃんがボクに言いました。

「良かったね、シゲユキ。夢がかなって。」

これ、マンガ家になったボクに対して言ったセリフではなく
大学生の頃に言われたセリフなのです。

ではいったいどんな夢がかなったのかと言いますと
ボクが子供の頃からなりたくてしょうがなかった
ヒーローになる夢がかなったのです。

…と言ってもまあ、ご存知の通り
ヒーローショーのバイトを始めただけなんですけどね。


ここでボクが、どんなヒーローになる事が出来たか
ちょっと振り返ってみたいと思います。

「超電子バイオマン」…グリーンツー・ブルースリー
「電撃戦隊チェンジマン」…チェンジペガサス
「科学戦隊ダイナマン」…ダイナブルー
「大戦隊ゴーグルファイブ」…ゴーグルブルー
「仮面ライダースーパー1」…スーパー1
「宇宙刑事ギャバン」…ギャバン
「兄弟拳バイクロッサー」…バイクロッサー・ケン
「機動戦士Ζガンダム」…クワトロ大尉(シャア)

とまあ、こんな感じでしょうか。
基本的に戦隊モノのブルー役が多かったと思います。
レッドは身長が高いか、運動神経がずば抜けてる人しかやらせてもらえないんす。
ボクは中肉中背だったのでダメでした。

ちなみに、身体が大きい人は怪人。
小柄な人は戦隊モノの女性役。
華奢な人はウルトラマン、って感じでやらされます。

怪人役や女性役はわかると思いますが
なぜ華奢な人がウルトラマンかと言いますと
仮面ライダーなどの着ぐるみは布素材で出来てますが
ウルトラマンの着ぐるみはウェットスーツみたいな感じなので
中で汗をかくと脱げなくなってしまうのです。
なので身体の細い人しか物理的に着る事が出来ないわけなのですよ。

女性役を演じる小柄な男性は
日頃は普通に男っぽいのに、ブラジャーつけて胸を作り
ジャージなんかを重ね着してお尻を大きくしたりし
着ぐるみを着た瞬間に女性になってしまってましたね。
ヒーローショーで女性だと思って胸やお尻を触ったあなた!
それはもしかしたら、小柄なヒゲ面野郎だったかもしれませんぜ。
もちろん、正真正銘の女の子もいますよ。


ところで、上のリストを見て
何だかおかしなモノが混じってるなと思ったでしょ?
Ζガンダム? クワトロ? シャア?

そうなんです。あったんです。「機動戦士Ζガンダム」ショーなるものが。
ボクは1度だけやらされました。
いったいどんなショーなんだと思うでしょうが
これが思いっきり普通のヒーローショーなのです。
カミーユのピンチにクワトロが現れて
ティターンズ相手に蹴ったり殴ったり。
そして最後にジャンボマックス(古い?)みたいなΖガンダムが登場して
ティターンズを一掃するといった感じの内容だったと思います。

何が恥ずかしかったかって、顔はさらしてないんですが
クワトロって変なノースリーブの制服を着ているので、腕はむき出しなのです。
そうすると、戦うとどうしてもワキゲ全開になるんですよね。
変でしょ?クワトロって金髪なのに、黒いワキゲワッサ〜ですから。
どうせシャアを演じるんだったらファーストの頃の
鉄兜みたいなのをかぶってるヤツをやりたかったですよねえ。


ヒーローショーの写真はいくつか残ってますので、ここで発表してもいいんですが
アルバムが押し入れ深くに眠っているので
いつの日か機会があれば画像を貼りたいと思います。


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続マコリンの話 [昔の話]

今になって冷静に思い返して見ると
マコリンは相当変わった人間でした。
…いや!サルでした。猿人でした。アウストラロピテクスでした。


昔は、年賀状が一日に届くのは当たり前でした。
よっぽどの理由がない限り、遅れて届くってのはもってのほかだったんです。

そんな中マコリンは
一日に届かないのは絶対に許せないけれど
冬休みに入ってからのんびり年賀状を書きたいと思っておりました。
そこで彼が思いついたのが
一日の朝に自分で配達するというアイディアだったのです。

毎年元旦の早朝に、自転車でクラスメイトの家を回って
年賀状を配達するマコリン。そのためいつも
郵便受けにはマコリンの年賀状が、ぽつんと一枚だけ入ってしました。


思うんですけど
自分で配達するパワーがあるんだったら
早々に年賀状を書いて、普通に出す方が楽なんじゃないんでしょうか?

まあ、そこがマコリンのマコリンたるゆえんなんすけどね。


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マコリンの話 [昔の話]

中学生の頃、マコリンと呼ばれているクラスメイトがいました。
別名はおサルさんとか猿人で、勉強のできる優秀な人物だったんですが
その反面、とっても意地悪で憎まれ口しか言わないので
ボクには苦手な存在だったと思います。

当時は“温厚”の代名詞みたいだったボクを
何度となく激怒させたくらいですから、それはもう相当なもんです。
ボクが自分史を紐解いて、学校でキレた記憶を辿って見ますと
そこには必ずといって良いほど、銀縁メガネの奥で意地悪く光るマコリンの細い目が…


そんなマコリンですが
思い出しただけで、どこでも爆笑できる思い出があります。
(本当は笑い事ではないんですけどね。)

それは理科室で各班に分かれて実験を行っていた時の事。
アルコールの入った大きめの試験管の中に葉っぱを入れて
アルコールランプで熱して、葉っぱの色素を抜いていた時です。
ボクの班の後ろで、マコリンの班は実験を行っていたんですが
突然、試験管が割れる音と女子の悲鳴が聞こえました。
後ろを振り向くと

マコリンの手が炎に包まれていました。

マコリンの班の班長はマコリンで、彼が試験管を熱していたんですが
熱し過ぎたためにアルコールが突然沸騰して、試験管から噴き出してしまったんです。
そこにアルコールランプから引火して
アルコールを浴びていたマコリンの手にも火がついたわけです。

青ざめるクラスメイトたち。
日頃は冷静沈着なマコリンが、必死に炎を消そうともがいています。
その姿がボクには、たき火にちょっかい出していたサルが
手に火がついて慌てふためいている姿に映って、みんなが大騒ぎする中
唯一人ツボに入ってしまい、こっそり爆笑してしまいました。
だって手が燃えてるんすよ。メラメラと…。

まあ結局、たいした事にはならなかったんでこうして爆笑してられるわけで
笑ってごめんね、マコリン。


でもやっぱり、こうして文章にしているだけでも
あの日の姿が鮮明に浮かんで来て笑っちゃいますな。


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お風呂大戦 [昔の話]

まだボクが福岡の実家に住んでいた頃
毎日のようにマイブラザー・黒太郎と風呂を巡って戦っておりました。

ある程度の年齢になりますと
食事・テレビ・風呂・就寝などの生活リズムが同じようになります。
すると入浴の時間がよくかち合ってしまうんです。
観たいテレビや就寝に合わせて入浴しようとしているのに
黒太郎に入られたりしてぶち切れてました。
黒太郎は黒太郎で、学生時代のボクは長風呂でしたから
先に入られてしまうと大変だと、とにかくお互い隙をついて入浴してました。

しかしこのくだらない戦いに疲れたボクは、ある日ひとつの提案をしたんです。
入浴の時間を申告制にしようと。
どう言う事かと言いますと、入りたい時間を相手に宣言するんです。
先に宣言されてしまったら、その時間には入れないってわけです。

ただこの宣言の仕方が、今考えると非常に間抜けで
「宣言します!○○時に風呂に入ります!」と相手に大声で宣言するのです。
同時に言い始めたら、先に言い終わった方が勝ちです。

言っておきますが、コレは小学生の時の話ではなく
ボクが高校生から大学生の頃の話ですよ。

ああ…考えれば考えるほど、すんごいくだらないすよね。


ごく稀に
宣言した時間に、ばあちゃんがちゃっかり入ってたりした時もありましたね。


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パイの歌 [昔の話]

何だか突然、意味もなく思い出してしましました。
マイブラザー・黒太郎が幼少の頃よく
唄っていたというか、叫んでいたというか…

「パパパ!パイ!パイ!パイ!オッパ〜イ!!」

これは多分、当時放送していた「おはよう子供ショー」で流れていた
「パイの歌」(正確な表記は忘れました。)を唄っているつもりなんですが
黒太郎の勝手なアレンジによって
まったくのオリジナルソングになっておりました。

ボクの記憶では「パイの歌」はこんな感じです。


みんな知ってるだ〜ろか〜♪
パイという言葉を〜♪
パイにもいろいろあ〜るよ〜♪
○○のパイ♪○○のパイ♪○○〜のパ〜イ♪
ここ〜ろも〜♪はず〜むよ〜♪オッパ〜イのパ〜イ♪

○○のパイの所は確か
一杯のパイとか麻雀のパイとかだったような…

とにかくまあ

「パパパ!パイ!パイ!パイ!オッパ〜イ!!」

なんて部分はない事だけは確かです。


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クリスマスの思い出 [昔の話]

子供の頃我が家では
あまりクリスマスを祝った記憶がありません。
それとも言うのも、ボクの両親は紙器製造の会社に勤めていた関係で
年末はとっても忙しかったのです。
ケーキの箱も作ったりしてましたからね。

祝ってはもらえませんでしたけど
そのかわりにいつもケーキを3個くらい買って来てくれました。
ボクの誕生日がクリスマスに近いって言うのと
ケーキの箱を作っている関係で
通常より安くケーキを購入する事が出来たからです。


それでも一度だけ
我が家でも盛大にクリスマスパーティーをやってくれた年がありました。
どうしてその年だけパーティーをやったのかは覚えてませんが
なんだかすごくごちそうが並んでいた記憶だけがあります。
その時はもう、小学校の高学年だったんですが
ぼんやりとした風景しか記憶に残っておりません。
と言うのも、ある強烈な映像が脳裏に焼き付いていて
それ以外の記憶が完全に消えてしまっているのです。
その映像とは、その年に飾ったクリスマスツリーです。

そのクリスマスツリーとは、お座敷においてあった
ビニールで出来た松の盆栽のイミテーションでした。
当時は今みたいにミニチュアのクリスマスツリーなんて売ってませんから
それが我が家の精一杯のツリーだったんでしょうね。
でも綿というより脱脂綿って感じのモノを
盆栽にのせて飾るのが異様に楽しかったように思います。

という訳で
盆栽に綿をのせて作ったおかしなクリスマスツリーだけが
今でも鮮明に記憶に残っているのであります。


一番悲惨だったクリスマスの思い出としては
このサイトでも何度か書いたと思いますが
ケプーが風邪で熱を出して寝込み
ボクは間抜けな理由で両足を捻挫して病院へ運ばれ
2人して寝込んでいたというヤツです。
まああれ以上悲惨な事は、体験したくないですな。


今年は嬉しい事に仕事中です。
やっぱりマンガ家は年末年始忙しくしてないと
何だか妙に寂しいものがありますよ。
クリスマスも正月も、素直に祝えません。

本日イワシタ組は、クリスマスケーキとドラえもんのシャンメリーで
ささやかにクリスマスを祝いましたよ。


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アポマスター [昔の話]

大人になった今では失ってしまいましたが
小学生の頃ボクは、アポのスキルのマスタークラスでした。

アポとは、“アポイントメント”でも“ポア”の言い間違いでもありません。
犬のウンコの事です。
30年前の地元の福岡では、何故かみんな“アポ”と呼んでいました。
方言なのか、ボクの周りだけで使われていた造語なのかは
今となってはわかりませんね。


ではアポマスターがどれほどのものかを説明しましょう。

アポマスターはとにかく、アポを誰よりも早く発見する事が出来ます。
100m先にあるアポを発見し
友人の気を他へそらしながら自然にアポへと誘導
そして見事アポを踏ませる事など、赤子の手をひねるより簡単な事です。


ボクは一度、こんな技も披露しました。
小学校の頃2年ほど、マイブラザーと一緒に空手の道場に通っていました。
その帰り道。近所にすむカナメ君も一緒でした。
アポマスターであるボクは、この日も田んぼの近くでアポを誰よりも早く発見しました。
そしてみんなを楽しませるため、アポを今にも踏むような格好をして見せたんです。
すると悪賢いカナメ君が素早く動いて、ボクの足の甲を押して
アポを踏ませようとしたのです。
けれどボクはアポマスター。そんな単純な悪巧みには引っかかりません。
カナメ君の手がボクの足の甲を押す瞬間に
サッと足を引っ込めてやりました。
当然カナメ君の手は、そのままアポへGO!したのでした。
哀れカナメ君。


アポマスターの究極の技は、ドライアポスローです。
乾燥してカチカチになったアポを発見したら、そのまま素手で鷲掴み
周りにいる無邪気な子供たち目がけてアポを投げまくる荒技です。

ああ…絶叫しながら逃げ惑う幼い子供たちの
恐怖に歪んだ表情が懐かしい…。


あれ?
みんなずいぶん遠くに行っちゃいましたねえ〜…はは。
お〜い!もうアポは投げないですって!

もお〜アポは投げないなんて〜♪言わないよ〜絶対〜♪
(投げるって事じゃん!)


ふふ…ちょっとボクの脳、お疲れ気味のようですね…へへ。


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素敵なドリーマー [昔の話]

子供の頃ボクは、夢遊病の気がありました。
気がつくと別の部屋で寝ていたりは、日常茶飯事の事だったんです。


家の1階でボクは、祖母と弟の3人で寝ておりまして
両親は2階が寝室となってました。

ある日、いつものごとくボクは布団からムクリと起き出しました。
リビングを通ると、暗闇に浮かび上がる水槽の灯りと音が響いております。
ボクが記憶しているのはそこまでで、続きは母親談です。

誰かが階段を登って来る足音がして、両親の寝室の戸を開けて入って来ます。
ビックリした母親は、すぐに部屋の電気を点けました。
すると畳の上に、虚ろな目をしたボクが正座していたそうです。
「何ばしようとね?」そう聞く母親にボクは答えます。


「ここら辺に栓抜きなかった?」


母親がないと答えると、ボクは黙って立ち上がって
階段をタッタッタッタッ…っと駆け下りて行ったのでありました。

いったいボクは、栓抜きで何を抜きたかったんでしょう?


夢遊病だけでなく、熱をだした時の暴走っぷりもひどいものでした。
一般的にそういうものなのかどうかよくわかりませんが
ボクは風邪や歯痛などで高熱をだすと、何やら恐ろしい幻覚をよく見ていました。
最近は高熱を出した記憶がないんですけど
これはもしかしたら今でも治ってないかもしれません。

一番ひどかったエピソードは中学生の頃の話です。

風邪で学校を休んで寝ていたボク。
(ここからは祖母の話)
祖母が気がつくと、寝ているはずのボクがいません。
あわてて探すと、ボクはトイレの中にいました。でも様子が変です。
タオルを持って、何やらブツブツつぶやきながらトイレの床にへばりついています。
祖母が恐る恐るボクに問いかけると
「ここを測らなければいけない。」と言って
タオルをメジャーがわりに、必死にトイレの床の寸法を測っていたそうです。

ここまでは祖母も笑って見ていられたそうですが
そこから更に、ボクの奇行はエスカレートしていったのです。

トイレの計測を終えたボクは
今度はトイレのドアを閉め、ドアと床のわずかな隙間にタオルを詰め始めました。
隙間から何か恐ろしいものが入って来ると
ボクは尋常ではない怯え方で、ものすごい勢いでタオルを詰めようとしてたそうです。
でもそんな隙間にタオルを詰められるはずもなく、完全にパニック状態に陥っていきます。
その姿をみた祖母はさすがに慌てふためき、両親が働く会社に電話をかけたのでした。


「シゲユキが!シゲユキがおかしかあ〜っ!」


しかし電話を終えて戻った祖母が見たものは
何事もなかったかのように、寝息をたてて布団で寝ているボクの姿だったのです。


大人になってからは、夢遊病や寝ぼけの気配はまったくなかったボクですが
一度だけこんな事がありました。

それは結婚して何年目かのある日。
その日は、ボクの友人2人が遊びに来ていて、我が家に泊まっておりました。
遅くまでテレビゲームで遊び、明け方近くに3人で同じ部屋で就寝しました。
窓際から、友人A・友人B・ボクの順に並んで寝ていたんですが
寝てすぐにボクは、友人Bの歯ぎしりで目を覚まします。
友人Bの所に何度も泊まった事があるボクは
彼が歯ぎしりする事を知ってはいたんですけど
ゲームで負けて悔しかったのかもしれませんが
この時の友人Bの歯ぎしりはいつもの倍以上のパワーで
とても寝ていられる状態ではありませんでした。
それでもやがて歯ぎしりは治まり、ボクも深い眠りに落ちていったのです。

翌朝(といってももう昼)
友人Bに歯ぎしりの事を指摘して怒りをぶつけたところ
友人Bは逆にボクに対して怒りをぶつけて来たんです。
意外な反撃にびっくりして訳を聞きますと
友人Bが気持ちよく寝ていたら、誰かがいきなり布団をはがしたそうです。
びっくりして起きて見ると、そこには無表情で友人Bを見下ろすボク。
そして友人Bを見て

ニヤリ

…と、笑ったそうです。
その笑いはいつものボクにはない顔で、それは恐ろしかったと言う事です。

それはすまなかったと謝ったボクですが、よく考えてみますと
多分ボクは友人Bの歯ぎしりに我慢がならず
それでそのような行動に走ったのではないでしょうかねえ。
まあ…記憶がない時点で、ただの寝ぼけ以外の何ものでもない事は確かですけど。

そんなくだらない言い争いをしていましたところ
友人Bが急に攻撃の矛先を友人Aに変換いたしました。

聞きますと
ボクの気持ち悪い笑みから立ち直って寝直していたら
今度は何故か、友人Aが友人Bの布団の中へ侵入を開始して来たのであります。
もちろんそんな汗ばんだ関係ではない2人。
友人Bが慌てて友人Aを布団から追い出したのは、言うまでもありません。

そんなわけで友人Bは、ほどんど熟睡する事なく朝を迎えたそうです。
ボクに言わせれば、歯ぎしりするほどぐっすり寝てたろ?って感じでしたが。
そして一番熟睡できたのは当然友人Aです。

よく考えてみますとこの3人
3人そろって異常だって事で、全て自業自得なのですよ。ホッホッホッ!


どうです?素敵でしょ?ボクのドリーマーっぷり。

次回は「素敵なドリーマー」ケプー編です。


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ガムの木 [昔の話]

僕が小学校3年生まで住んでいた社宅には
寝室の窓の外に木が一本生えていました。
その木に僕は、いつの日からか毎回ある事をするようになったのです。

そのある事とは、ガムを噛み終わるたびに
ガムを口から取り出してのばし、それを木に向かって投げるという行為です。
のびたガムを投げると、それが枝にクルクルッと巻き付くってわけなのですが
いったい僕は何が面白くてそれを始めたのか、まったく記憶にありません。
しかし何故か、その行為をやめる事なく
僕はまるで義務のように、ガムを噛み終わるたびにそうしていたのです。

結局それは、小学3年生の3学期に引っ越しをするまで続いたのでした。
そしてその時のその木の有様は、それはそれは恐ろしいものだったのです。
だって考えてもみて下さい。
僕は小学校に入学した頃からずっと、ガムを投げ続けていたんですよ。
木は、黒く変色したガムで覆い尽くされていたんです。
今考えると、何の怨みもないのに、その木には悪い事したなと思います。
絶対に木の寿命を縮めたのは間違いないでしょう。

ゴメンよ!何の木だったかも知らないし…。


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