So-net無料ブログ作成
本の話 ブログトップ

活字内デビュー [本の話]

以前、内田春菊先生がネット上で連載しているエッセイに
ボクと担当カノピーが登場した事を書きましたが【こちら】
そのエッセイがこのたび本になって発売されました。

やりました!ついに活字内デビューです。


これまでも
雑誌やマンガ評論本で取り上げてもらった事はあるものの
1人の人間として登場して
「」付きでセリフまでしゃべってるのは初めてです。

って事で、興味ある方は読んでみて下さい。
本としても当然面白いモノですしね。

作家は編集者と寝るべきか

作家は編集者と寝るべきか

  • 作者: 内田 春菊
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




【コメントはこちらへ】


nice!(0) 
共通テーマ:

『ガダラの豚』中島らも [本の話]


ガダラの豚〈1〉ベストセラー小説「呪術パワー・念で殺す」の著者で民族学学者の大生部多一郎は、テレビで人気のタレント教授。しかし8年前、東アフリカでの気球落下事故で長女の志織を亡くして以来、大生部の精神と肉体はアルコールに蝕まれている。そして妻の逸美も神経を病み、胡散臭い新興宗教にのめり込んでいるのである。大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるのだが…。




これは傑作です。

中島らもをまったく読んだ事がないにもかかわらず
発売当初僕は、内容をよく確認もせずにその分厚いハードカバーを書店で手にしました。
何かちょっと予感めいた感触があったんです。「これは絶対面白いぞ!」…と。

予感は大的中。最高のエンターテーメントでした。
後にも先にも、この作品以上に読後の満足感を味わった作品はありません。
“面白い”という感想が、見事にハマる小説なのです。

この小説の影響でその後、同じテイストの中島らも作品である
舞台「こどもの一生」を観に行ったりもしました。

現在は文庫本で3冊に分けて発売されていますが
多分読むと、その3冊が3冊とも、まったく違った印象の作品に感じられると思います。
1冊目は、マジックのトリックや新興宗教がおこなう奇跡の暴露。漂う閉塞感。
2冊目は、まるでアフリカ紀行でも読んでいるような気分にさせてくれます。
呪術を追いつつも、のんびりとした旅気分に浸れます。
そしてクライマックスを迎える3冊目。次々と死んで行く主要登場人物たち。
恐ろしいほど沢山の人の血が流れるにもかかわらず
その読後感は爽やかで希望に満ちあふれているから不思議です。

この記事を書くにあたって、もう1度読んでおきたかったんですけど
本が、押し入れにある大量の段ボールのどれに入っているかわかりません。
けれど近いうちにきっと僕は、困難な段ボールジャングルの探検に行くでしょう。
今再び、あの感動に浸りたい衝動に駆られているのです。
もしかしたら近所の古書店で、文庫をゲットして来た方が早いかもしれませんがね。

とにかく、超オススメ作品であります!

ガダラの豚〈2〉

ガダラの豚〈2〉

  • 作者: 中島 らも
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫


ガダラの豚〈3〉

ガダラの豚〈3〉

  • 作者: 中島 らも
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:

夢の中へ〜♪【明晰夢の世界】 [本の話]

明晰夢―夢見の技法

明晰夢―夢見の技法

  • 作者: 大林 正博, スティーヴン・ラバージ
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本


みたい夢をみる方法―明晰夢の技術

みたい夢をみる方法―明晰夢の技術

  • 作者: チャールズ マックフィー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本


知っている人は知っている
知らない人はまったく知らない“明晰夢”。
上記の本は明晰夢に関する、比較的スタンダードな専門書です。

明晰夢とは、簡単に言えば“それが夢だと自覚している夢”の事です。
僕はそんな経験、生まれてから一度もないんですけど
世間の人たちは比較的よく経験しているようですな。

誰もが興味をもっているであろう夢の世界。
僕も昔は興味あったんですが、フロイトを始めとして
夢判断の本って、結局何でも性的欲求不満へ話を持って行くので
「何だかなあ〜…」って感じでしばらく興味を失っておりました。
ところが友人に明晰夢について教えられて、俄然興味を持ち
自分のマンガのネタにしようとまで、一時期考えておったのですよ。
マンガの方はボツになりましたが…。

フフ…。
全国の中高生の諸君!朗報ですぜ!!
明晰夢ってのは、夢を自覚するだけではなく
夢の中で自分の思うように、自在に夢を操る事ができるのであります!
つまり、空を自由に飛んだり、ボンバーマンの如く壁をすり抜けられるのは当たり前。
中高生のイケナイ妄想が自由自在に…!
憧れのあのアイドルとあんな事やこんな事も、そりゃもう望むままなんすよ!兄貴!!

……などと、どこかの妄想中毒マンガ家が思ったとか、思わなかったとか。

いや実際、本を読んでみるとわかりますが
明晰夢を見るためのプロセスが面倒臭いのなんの。
比較的簡単な方法を試してはみましたけど、まったく明晰夢を見る気配なしですわ。

大雑把に言いますと
何らかの欲求不満があるから夢を見るというのがフロイトの考え方で
全てが満たされると、人間は夢をまったく見ないとされてたんですと。
けれどここ最近の研究では、人間は寝ると必ず夢を見ているんだそうです。
ただ、見た夢を覚えていないだけらしいですな。
なので明晰夢を見るトレーニングとしては
まず見た夢を思い出す習慣をつける事から入るわけです。
ね?これだけでもう、すんごい面倒臭いでしょ?
それでも興味のある方は、まあ本を読んでみてくださいよ。

最後に、一番簡単な明晰夢を見る方法を紹介しておきましょう。

本当に簡単です。布団に入って寝る時に
「イチ!私は夢を見ている!」「ニ!私は夢を見ている!」「サン!私は夢を見ている!」
「ヨン!私は夢を見ている!」「ゴ!私は夢を見ている!」……
てな具合に、数を数えながら寝るだけです。
それでいつの間にか、夢の中で数を数えている事に気付いたら成功ってわけですな。
ちなみに僕は、50まですら数えないうちに速攻で熟睡です。

もしどなたか成功したら、報告して下さいませ。


nice!(1)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

『言葉使い師』神林長平 [本の話]

言葉使い師「わたしは言葉使い師」と黒装束の男は口に出していった。
<なんてことを。しゃべっているのが警察に知れたら、捕まってしまいますよ>
ときみはテレパシーでいう__
秩序を乱し、破壊するものとしてすべての言語活動が禁止されている無言世界を舞台に
言葉を生き物として操る言葉使い師によって
いやおうなく半社会行為者となった男の行手には……
言葉に対するSF的アプローチを試みた意欲作「言葉使い師」ほか
人間とコミュニケートできる火星の岩の物語「スフィンクス・マシン」など
新鋭の才気をあますところなく伝える6短編を収録。

【裏表紙紹介文より】

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『新任警部補』佐竹一彦 [本の話]


新任警部補時価数千万円の幻の名刀「村正」盗難事件—。深井市にある由緒ある丹羽家の夫妻が、鋭利な刃物で無惨に切り殺される事件が発生した。現場周辺の積もった雪の上には犯人の足跡はなく、すべての扉、窓は施錠されていた。“雪の密室殺人事件”は、県警捜査一課の松本警部補と所轄署の小林刑事が担当。だが、事件には驚くべき結末が待っていた!元警視庁警部補の著者がミステリ界を震撼させた衝撃のデビュー作の文庫化!
【裏表紙より】


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『コスモス・ホテル』森下一仁 [本の話]

コスモス・ホテル

コスモス・ホテル

  • 作者: 森下 一仁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000
  • メディア: 文庫


少年は夏祭りの夜に、買ったばかりのバイクを盗まれてしまった。それまで身辺にあったものが、突然無くなる喪失感。前途に光が見えず、世の中全体がうっとうしく、自分とは無関係なものに思えてくる。悪友たちと酒宴を開くが、いっときのウサばらしのあとは、軽い二日酔いが残るのみだ。けだるい日々の中で、少年はいつのまにか、庭の早咲きコスモスの葉っぱを寝床にしているカナヘビと心が入れ替ってしまっていた……「コスモス・ホテル」ほか、ファンタスティックなムードをたたえながら、あくまでもSFそのものを感じさせる新鋭の処女短編集。【コスモス・ホテル裏表紙より】

続きを読む


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:
本の話 ブログトップ