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論外ヌードル [昔の話]

我が家のUMA・ケプーとラーメンの話をすると
必ずと言っていいほど話題にあがるラーメン屋があります。


それはまだ僕たちが、茅ヶ崎の緑豊かな場所に住んでいた頃の話。
そこは気軽にウシやブタやニワトリをウォッチングできる場所で
野生のキジなんかも出没していました。
そんな場所ですから、近所には歩いて行ける距離にコンビニさえありませんでした。

マンガを描くには最適な環境だったんですが
ちょっと外食したいなって時には、車で遠出するしかなかったんです。

それがある日、車で5分ほどの場所にラーメン屋がオープンしたのです。
これに2人は大喜び。
美味しいラーメン屋だったら良いなと、早速食べに行きました。

まあでも、格別美味しくなくとも、普通のラーメンを提供してくれれば…


世の中には、家でサッポロ一番食ってた方がましなほど不味いラーメン屋は沢山あります。
しかし、あんな味のラーメン屋には、この先一生出会う事はないでしょう。

だって味がしないんです!

見た目は、お湯に醤油をたらした程度に色が付いていますが
食べると単なるお湯ラーメンです。

これは多分チャーシューが凄まじくしょっぱいんだろうと
前向きに考えを巡らしてチャーシューを口にすると

更に味がしねえ!

いやいやいやいや!これはありえない事です。
仮にボクが今、何の知識もなしにラーメンをスープから作ったとしても
もっと美味しいラーメンを作れる自信があるほど
とにかくそのラーメンは無味だったのです。

2人は無言で顔を見合わせ、罰ゲームの如くお湯ラーメンを完食して席を立ちました。


一応義務だと、「ごちそうさま!」という言葉を口からはき
会計を済まそうとしたんですが
店主の野郎がいっこうに金を受け取りに来る気配がありません。
その時、目の前にあるタッパーの存在に気づきました。
中には小銭が入っています。

そうなのです!
この店の会計はセルフサービスだったのです!!



眉間にシワを寄せ、逃げるように店を出る2人。
車内に戻ると、関を切ったように店に対する罵詈雑言の嵐!!

不味いのは努力が実らなかった結果ですが
味がしないのはもう、どう良心的に考えても救いようがないでしょう。


「つぶれろ!つぶれろ!」
2人は呪文のように呟きながら、家路につきましたとさ。


もちろんその店は、1ヶ月ともたずに潰れました。


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